旧榛名町(現高崎市)名物の「おみたまんじゅう」は安い
群馬の名物といえば、焼まんじゅうやこんにゃく、下仁田ネギや水沢うどんなど、メジャーで美味しそうな食材や食品がずらりと並びます。
しかし、旧榛名町(現高崎市神戸町)界隈で知らない人がいないほど、メジャーな饅頭がありました。それが、おみたまんじゅうです。 今は高崎(旧榛名町)で饅頭というと、おおみやの「かりんとうまんじゅう」が話題ですが、ここも地元近郊では超メジャーなお店なんですね。手土産に重宝されました。
おみたまんじゅうの場所は、高浜クリーンセンターの近くで、鳥井沢の交差点の角にあります。おみたまんじゅう製造中は湯気がモクモク出ています。
昔、吉野家のCMで「牛丼一筋80年~♪」という歌がありましたが、こちらのおみたまんじゅうも「まんじゅう1品でウン十年~♪」が成り立ちます。
おばちゃんの愛想はイマイチだけど、今時1個50円の安さなんです。 安さと美味しさで客足が途絶えません。午後には大抵売り切れてしまってます。
昔から変わらない佇まいに包装紙。 蒸かしたてのおみたまんじゅうはシンプルながらふかふかで美味しい。
おまんじゅうは酒まんじゅうです。中身の餡はこしあんで、小ぶりながら程よい甘さのおまんじゅうです。
高崎の「おみたまんじゅう」が閉店しました
高崎の「おみたまんじゅう」が残念ながら閉店です。
昭和5年創業の高崎「おみたまんじゅう」が閉店しました。最終日は二時間半待ちだったとか。
閉店の記事によると、おみたまんじゅうは昭和5年、現在店主の徳井博さんの祖母、ミタさんが始めたおまんじゅう屋さん。 ほんのりと酒が香る甘さ控えめのまんじゅうがたちまち評判となり、「おミタさんのまんじゅう」から「おみたまんじゅう」になったらしい。
この三代目の博さんが父親の七五三吉さんから店を引き継ぎ(昭和47年)、酒まんじゅう一筋42年「先代と変わらぬ味を」と頑張ってきたが、足の具合が悪くなり立ち仕事が辛い状態になって閉店する模様です。
売り切れ御免だったおみたまんじゅう。復活しないのだろうか?
やはりお店は閉まったままだった・・・。寂しい!
店名:おみたまんじゅう(閉店)
住所:群馬県高崎市神戸町397-3
残念ながらおみたまんじゅうは閉店しました