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富岡製糸場からも近い磯部温泉の磯部せんべい

舌切雀のお宿、磯部ガーデンで知られる磯部温泉。都内からも比較的に近いので、現在、磯部温泉の足湯や日帰り入浴も人気みたい。

 

また、磯部温泉は世界遺産になった富岡製糸場がある富岡市や甘楽町にもほど近いので、ゆっくり温泉に浸かってから富岡製糸場見学やこんにゃくパーク、群馬サファリに行く方も多いと思います。

 

その磯部温泉と言えば、やっぱりお土産は定番の磯部せんべい。 兵庫の宝塚温泉や有馬温泉の炭酸せんべいとよく似てますが、磯部せんべいの方が歴史は古いようです。 小麦粉と砂糖が主原料、そこに磯部温泉の鉱泉(炭酸水)で焼き上げた、サクサクっと軽い歯ざわりのお菓子です。

 

磯部せんべいでは名月堂や松風堂など、たくさんの磯部銘菓がありますが、今回は松風堂の磯部煎餅を食べました。さてその味はいかに・・・!

 

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お土産用の磯部せんべい各種(松風堂)

 

昔は今ほどお菓子や食品が充実していなかったこともあり、よくお土産に磯部煎餅を頂きました。 子供の頃は湿気た磯部煎餅も好きでしたね。

 

思い出すと・・・、湿気て柔らかくなった磯部せんべいも絶品でした。

 

しかし、今の磯部せんべいにゴマ味や青のり味があるのを知りませんでした。知らないうちに磯部せんべいも進化を遂げていましたね。

 

磯部せんべいゴマ味&青のり味(松風堂)

 

こちらが昔ながらの通常の磯部せんべい。

 

通常の磯部せんべいギフト(松風堂)

 

袋に入った磯部せんべいです。通常品が315円で、ゴマ味、青のり味が350円。今回は袋入りゴマ味350円の磯部せんべいを購入。

 

袋に入った磯部せんべい(松風堂)

 

久しぶりに磯部せんべいを調べてみたら、磯部せんべいは1873年の昔に、医師の堀口謙斎さんより温泉の高い効能が確かめられたそうです。

 

そこで当時、県衛生局員によって食品や飲用に加工が認められ、磯部せんべいが考案されたようです。 こんなの群馬県人でも知らない人が多いと思う。

 

磯部せんべいの袋のラベルと保存方法(松風堂)

 

磯部せんべいは食の駅安中店で買いました

 

今回磯部せんべいは、磯部温泉にほど近い食の駅ぐんま安中店で買いました。 さすが地元だけあって、磯部せんべいコーナーが大きくとってありました。

 

これが愛妻湯の街、磯部温泉松風堂のごま磯部せんべいです。

 

愛妻湯の街、磯部温泉(松風堂)

 

普通、煎餅(せんべい)というと、食感が固くて醤油ベースで、味がしょっぱいイメージをすると思いますが、磯部せんべいは違います。

 

まず磯部せんべいの食感はサックサクです。 しかもサクッと食べた味はしょっぱくなくて甘いのです。煎餅らしくない煎餅が磯部せんべいの特徴かも。

 

ごま磯部せんべいの全体写真(松風堂)

 

サクッと食べるとこんな感じ。

 

普通、煎餅は膨張剤などで膨らませることが多いのだけど、磯部せんべいは磯辺の鉱泉に含まれる炭酸ガス(天然)で膨らましています。 だから普通の煎餅と食感が違うわけですね!口の中でとける感じです。

 

サクッと食べた磯部せんべい(松風堂)

 

続いて早くも二枚目に突入。 初めて食べたごま入り磯部せんべいの味は、ごまの味がしっかりして、甘さ控えめのサクサク食感です。

 

煎餅部分の味は清月堂の旅がらすに似ています。クリームがサンドされていない旅がらすのような感じかな。 なのでクリーム系では、アイスクリームのトッビングも良いかも知れませんね。うん、アイスクリームと合うかも!

 

ゴマ入り磯部せんべい(松風堂)

 

磯部せんべい(鉱泉せんべい)は歴史も古く、温泉みやげ菓子の元祖といえるそうです。 磯部の炭酸を含む天然湯は、温泉まんじゅうの膨らし粉の代用や磯部せんべいに使われています。

 

食の駅ぐんま安中店です

 

店名:食の駅安中店(磯部せんべい)
住所:群馬県安中市郷原字中原281
電話:027-380-2121